その2
 美濃の国から信濃の国へ・・・。秋風に吹かれながら、中山道をぶらりと歩いてみませんか?
今回は、十曲峠(落合の石畳)から美濃と信濃の国境、新茶屋までをご案内します。
(1)新茶屋
美濃の国と信濃の国の国境にあたる。かつてここにわらび餅を売る新茶屋という店があったという。一里塚のほかに、島崎藤村の筆による「是れより北木曽路」の碑がある。
(2)落合の石畳
中山道の難所のひとつ「十曲峠」。この石畳は長年にわたり木の葉に埋もれていたが、昭和63年から平成7年の間に復元をし、今に至る。いかにも中山道らしいおもむきのある場所である。
(3)医王寺(いおうじ)
中山薬師の名で知られるこの寺は、日本三大薬師のひとつ。「きつねこうやく」が有名だ。
境内には松尾芭蕉の句碑もある。
(4)下桁橋(しもけたばし)
中津川方面から落合宿を過ぎ、落合川を渡る橋が「下桁橋」。えん堤から流れ落ちる水が、景色をより一層引き立てる。

中山道の情緒たっぷりの場所に泊まる      民宿「新茶屋」


 中山道の新茶屋は、中山道の当時の面影がたっぷりと残る場所。その新茶屋にある民宿「新茶屋」は、江戸時代から続く老舗の宿です。気さくなご主人とおかみさんのもてなしが、旅の疲れを癒してくれます。

1泊2食 7,000円
電話   0264-59-2619