●シイタケ
 キシメジ科のキノコで、日本特産種である。シイ・ナラ・クリ・カシの枯れ木に、春・秋の2回自生する。
 商品としては、生シイタケと干しシイタケがあり、最近はほとんどが人工栽培・人工乾燥で一年中生産されている。子実体が発生する時期によって、春子・夏子・秋子・冬子(どんこ)という、特に冬季に育った冬子は肉厚で傘に白い亀裂が入り、花冬子と呼ばれ、乾燥したものは最高級品である。
 ●薬 効

 シイタケに含まれるエリタデニンが血中のコレステロールを低下させ、動脈硬化を防ぐといわれている。また、よく知られているようにこのキノコに含まれるエルゴステロールは、紫外線を受けるとビタミンDになり、カルシウムの吸収率を高め、丈夫な骨を作る働きをする。
 さらに、シイタケには抗癌作用もあるといわれ、有効成分のレンチナンは抗癌剤として活用されるなど、幅広い薬効が期待される代表的な栽培キノコである。


シイタケの炭火焼
●材料

生シイタケ・生姜・ポン酢・醤油

 ●作り方

  1. 生シイタケを炭火で焼く。
  2. 生姜醤油又はポン酢につけて食べる。
焼きシイタケとまつぶ貝のバター風味
●材料

生シイタケ・まつぶ貝・香草バター(バター・パセリ・たまねぎ・ニンニク・パン粉・塩)・白ワイン

 ●作り方

  1. 生シイタケ・まつぶ貝を小さく切り、バターで炒め、白ワインを少々入れる。
  2. ニンニク・たまねぎ・パセリをみじん切りにし、それぞれ別々に炒め薄塩をする。
  3. バターをオーブンに入れ少し柔らかくし、2を入れパン粉をつなぎとして少々入れ、香草バターを作る。
  4. 13を混ぜ合わせてオーブンで焼く(220℃で5分)。