天然キノコ秋の森を歩くと、いろいろなキノコが生えています。ここ恵那地方では根の上高原、蛭川村などに代表される天然キノコの生育地帯が数多く、一般の家庭料理などに、山で採ってきたキノコを材料として使うといった昔からの習慣があり、この地方の食文化としてキノコの料理は欠かせないものです。また近年のグルメブームや自然食志向に伴い、食卓の身近な食材となり、飲食店などでもキノコを素材としたメニューがさらに増えてきています。
天然キノコについては、「食べる」という楽しみ以上に、「キノコを採る」という楽しみがあります。また天然キノコの中でマツタケなど一部のものは、市場で高級食材として取り扱われていることもあって、より一層「キノコ狩り」を楽しむ人が増えています。さらに、薬学の分野において、キノコに含まれている成分の薬効についての研究が注目されています。
天然のキノコは、日本全国どこに行ってもよく食べられていますが、地方によって生息状況や食べられているキノコの種類が異なっています。また、キノコの食べ方についても様々ですが、その種類によってそれぞれおいしく食べる秘訣があります。キノコには、どんな料理にも合う万能型のもの以外に、香り・味・舌ざわり・歯ごたえやヌメリなどの特徴を持つものがあり、それを生かして料理することが、最もおいしく食べる方法となります。
このコーナーでは、中津川市の根の上高原を中心とした恵那地方に自生する食用とされている天然キノコを、料理方法・薬効とともに紹介しましたので参考にしてください。
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