ショウゲンジ
 このキノコの名前の由来は、ショウゲンジというお寺の名前からきたとの説がある。また、傘の色、形といい、お坊さんの編み笠に似ており、柄には袈裟をつけており、お寺に関わりのあるキノコかもしれない。
 味や香りに癖が無く歯切れも良く、何の料理にも合うのが特徴。
●発生場所と季節

 秋、アカマツなどの針葉樹林や広葉樹林に生える。

 ●見分け方

 傘は4〜15cm、黄土色〜黄土褐色で放射状のしわをつけ、ほぼ平らに開く。
 柄には、不完全な環状のつばの残片をつけている。
 若いうちは柄の上部につばをつけているが、後に取れてつばの残片が残る。


ショウゲンジとカキのどて煮
 ショウゲンジをゆでこぼし、カキは酒蒸ししておく。味噌(赤だし味噌)・砂糖・酒・みりんで味つけし、材料を加えて煮立てる。
●ショウゲンジ料理

 このキノコは、味は薄いが歯ざわりがよい。網焼きにするとおいしく食べられる。

キノコの基礎知識その4
●キノコの保存法
  1. 塩漬け(塩蔵)
     主に味のないキノコは、煮こぼした後、塩で漬ける。塩出しする際にキノコ自身の味もでてしまうので注意。キシメジ・ホウキタケ・サクラシメジなどの雑キノコ。
  2. 乾 燥
     昔ながらの日干しをする。水に浸けて十分水を吸い込ませてから使用する。イクチ・コウタケなど。
  3. 冷 凍
    1)主に香りのよいキノコは、生のままラップに包んで冷凍する。使用する際は、レンジで解凍し、融けきる前にスライスして使用する。マツタケ・クロカワなど。
    2)味のよいキノコは、煮込んでから冷凍する。煮込み冷凍したものは、そのまま煮るとすぐ使用できる上、味も変わらないので、冷凍する前に味つけをするとよい。ニセアブラシメジ・ショウゲンジ・クリタケなど。