難しそうに見えても要は醤油を80℃まで熱して、砂糖とみりんを溶かし、このアクをとって冷ませばよいのです。この返しは江戸時代には「八方汁」とも呼ばれていまして、だしとの薄める度合いを変えれば煮物にも天つゆにもお吸いものにも使える万能の味の素ですので、一度是非チャレンジしてみてはいかがでしょう。またここで紹介した砂糖の量はあくまで目安ですので、お好みの甘さに応じて50g位は上下調節されたらよいと思います。また、砂糖についてもご自分の味を追求なさるならば、上白糖でなくザラメ、氷砂糖、赤砂糖などいろいろ試してみるのも良いでしょう。作り方も比較的単純でだいたいまずまずの味のができますが「うまいまずいは紙一重」ともいいますから、奥は深いですよ。なにはともあれまずは一度お試しを。LET'S TRY。