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この地域は山間地であり昔は春夏秋冬、自然からの恵みは貴重で大切に利用してきました。 秋には、山栗が実り各家庭では、こぞって山栗を収獲し、秋の味覚を栗ごはんにしたり、いろりで焼き栗、ゆで栗にして食べたり、さらにはそのゆでた栗を干して「かち乗」にして保存するなど、生活の知恵で、いろいろな食べ方を考え出しました。 やがて、砂糖が各家庭で利用されるようになり、蒸した栗の中身を取り出して”すり鉢“ですりつぶし、砂糖を入れて出来上がったものを、ご飯や餅にまぶしたり、布巾で絞ったりして食べていたものが「栗きんとん」の始まりとされています。 |
材料 (10〜15個分) |
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道具 |
蒸し器、すり鉢、布巾 |
作り方 |
- 生栗は皮のまま蒸してから二つ割りにし、スプーンで中身をすくいだし、すり鉢にグラニュー糖をまぜあわせます。
- 塩も加え、弱火で気長に練ります。
- 濡れ布市に包んで茶巾絞りにして出来上がり。一個は二十五〜三十gが目安です
栗の保存方法は次の二通りがあります。
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