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自然豊かな中津川
様々な風景が織りなす

豊かな自然が作る豊かな表情
 豊かな自然の中にある中津川市。寒くて長い冬から目覚める頃、山の雪が溶けて滝や川は水量を増しはじめます。新緑の季節、山々は鮮やかな若葉色におおわれます。それは、長い冬を越してきた生命の色。萌える山に息吹を感じます。自然の作り出す美しさは、見る人の心を引きつけます。根の上高原から見る恵那山の雄大な姿。木曽川と奇岩がつくり出した恵那峡、一面にササにおおわれた幻想的な富士見台、秘境付知峡や川上の滝。季節によって、一日の時間によってもその表情が変わります。中津川の秋は、恵那山の山頂からゆっくりとやって来ます。山々が錦に色づく頃、中津川の景色はまた違う顔を見せます。
 たくさんの手つかずの自然が残る中津川は、とても表情が豊かです。

加子母
文覚上人ゆかりの里で歴史散策

歴史を今に伝える
 のどかな田園風景の中にそびえ立つ樹齢千数百年の大杉は加子母のシンボル。その加子母大杉に見守れるように地蔵尊があります。御本尊は行基が彫り上げたものといわれています。寺は鎌倉時代の創建以来、延命長寿、安産の守り本尊として信仰を集めています。
 文覚上人は、旅の途中で病に倒れこの地で葬られたといわれています。悟りを開いた文覚上人に願を託そうと、墓のある大杉地蔵尊には、祈願の人々が絶えません。


文覚上人ゆかりの加子母大杉。毎年旧暦の7月9日になめくじ祭りが行われる。

道の駅加子母

東濃の北端に位置し近くには劇場形式の農村舞台の明治座や加子母大杉地蔵尊がある。国道257号線を通る人々のオアシスとなっている。

売れ筋ベスト3

1位 かしもトマトジュース
2位 よもぎ大福
3位 朴葉寿司



坂下
椛の湖畔でゆっくり過ごす


 四月の中旬から下旬にかけて、湖畔を彩る満開の桜。水と緑に生えて景色が華やぎます。
 椛の湖はのんびりと釣りを楽しんだり、ボートに乗ってみたり、遠くには恵那山を望み、湖面には四季折々の自然の姿、湖上から眺める景観はまた格別です。
 レイクサイドにはキャンプ場が設けられ、施設も完備されていてキャンプが初めての人でも安心してキャンプが楽しめます。また野外ステージと芝生広場では椛の湖のビッグイベントである椛の湖コンサートが行われ多くの人で賑わいます。
 湖畔には、湖の命名のもとになったハナノキが、数百本自生しています。岐阜県の天然記念物にも指定され、開花の春と紅葉の秋には、目を見張るばかりの美しさを見せてくれます。
 坂下には多彩な祭やイベントが有りますが、その中でも盛大に行われるのが、坂下神社の例祭・花馬まつり。800年の伝統を持つ、木曽義仲ゆかりの祭です。馬の鞍にさしたカラフルな花を奪い合うクライマックスシーンは勇壮かつエネルギッシュです。

道の駅きりら坂下

木曽路の玄関口、木曽川の右岸に位置する道の駅。そば打ち体験などが気軽に楽しめる。また木製品や地酒などの地元特産品も販売されている。

売れ筋ベスト3

1位 五厘饅頭
2位 石挽き生そば粉
3位 とんがらしらすみそ



川上
川上の滝廻り

忘鱗の滝 竜が昇竜の滝へ向かう途中、この滝の山肌にぶつかり、ウロコを落としていったという伝説が名前の由来。

竜神の滝 昔、この滝に住む白竜が突然姿を現し、天満で駆け登ったかと思うと、激しい雷雨が村を襲ったとか。以来、竜神様は大切に祀られている。

昇竜の滝 竜神の滝に住む竜は、この滝を経て天へ駆け登ったと言い伝えられている。

一つ滝 天然公園へ向かう登山ルートから谷沿いに入ったところにある。

アゼ滝 3段になっており、登山道からは上の2段のみが見える。

銅穴の滝 水量は竜神の滝ほどではないが、滝壷にたてる水は青く美しい。

道の駅五木のやかた・かわうえ

木の香あふれるヒノキ製品など特産品のお土産と、はた織り体験が楽しめる。地元農家による農産物直売所もある道の駅です。



付知
いにしへ人々の面影が、今も残る

由緒ある地蔵尊
 鎌倉時代より鎌倉と飛騨を結ぶ道として発達した南北街道と、度合を経て御岳山へと辿る御岳参拝道。この道の分岐点にあたるのが「辻堂」です。分岐の真ん中には石地蔵、そして傍らには道しるべがあります。天保九年、江戸に有名な大火が有りました。時の将軍13代徳川家慶は、大火の折消失した江戸城西丸普請の御用材として、小路山よりの搬出を命ずるに当たり、地方鎮護のため千両を出し、祠をつくり地蔵尊を祀りました。地蔵尊のことを別名「千両地蔵」というのはこのためで、元々将軍家直々に建立された由緒深い地蔵尊なのです。付知から御岳山に上る街道が明治初期に出来ます。辻堂から御岳頂上まで36基の道標が建てられ五基が現存しています。このほか付知峡地内にはあと三ヶ所の道標が確認されています。いにしえの人々が利用した道の面影が、今も残る場所です。
 付知出身の画家、熊谷守一は日本の近代美術史に大きな足跡を残しました。彼の画業を紹介する記念館は静かで、自然美豊かな付知川沿いにあります。

道の駅花街道付知

木の香りが心地よくヒノキの民芸品からモデルハウスまで展示されている。地元農産物の販売所がある。楽市楽座があり中には倉屋温泉の足湯が楽しめる。

売れ筋ベスト3

1位 栗きんとん
2位 大山せんべい
3位 ハッカ糖



福岡
福岡ローマン渓谷


ロマンチックな風景
 西に標高1223メートルの二ツ森山、北には標高1599メートルの三界山がそびえ町の中央には木曽川の支流付知川が流れ、別名「青川」とも呼ばれています。福岡ローマン渓谷をはじめ、二ツ森山フォレストパーク、含有量日本一のラジウム鉱泉など自然を満喫できる観光スポットが豊富です。中でも福岡ローマン橋のライトアップと、深い闇に浮かび上がる橋と川面に次々と映っては消える花火は、とてもロマンチックです。
 福岡地区に現存する芝居小屋「常磐座」では、年間を通してイベントを行っており、毎年三月の最終日曜日には地元歌舞伎保存会による地歌舞伎の公演があります。

蛭川
ナンジャモンジャ、紅岩


美濃山中の「石の里」
 蛭川には木曽川(恵那峡)沿いの一帯に苗木花崗岩類という地層が走り、全国屈指の埋蔵量を誇っています。大正から昭和にかけて始まった採石業は、一時は名古屋や京都の市電鉄道の敷石を大量にまかなうほどの活況を呈していましたが、現在では、原石の生産よりも、むしろ技術を生かした石材加工業へと転換をとげつつあります。

中津川

中津川の温泉でくつろぐ


美容と健康に効く
 馬籠宿で往時の旅人に思いを馳せた後は、恵那山の麓、湯舟沢の地下850メートルから湧き出た天然温泉でゆっくり身体を休める。クアリゾート湯舟沢は、多彩なアクア施設を展開する大規模なヘルシーリゾート。温泉成分はナトリウムや炭酸水素を多く含む重曹泉で肌がつるつるになり、疲労回復や神経痛、皮膚炎などによいといわれています。湯舟沢川支流の温川(ぬるかわ)と冷川(つめたがわ)が合流する地点の右岸にあります。湯舟沢とは、伊邪那美命(いざなみのみこと)が天照大神(あまてらすおおみかみ)を生んだ時に産湯を使ったとされる滝壷(湯舟)が温川の上流にあることから名前が付けられたそうです。その湯舟は昭和初期までは雨乞いの儀式にも使用されていたそうです。


中津川市子ども科学館
不思議な科学の世界を実際に見て、触れて、体験できる施設です。電気、光と影、力、音など、様々な実験ができるコーナーが設けられており、遊びながら科学を学べるスポットです。
中津川市鉱物博物館
中津川市鉱物博物館は、苗木出身のアマチュア鉱物研究者・長島乙吉氏(1890〜1969)と子息の地球化学者・長島弘三博士(1925〜1985)から中津川市が寄贈を受けた鉱物標本「長島鉱物コレクション」を基礎に、1998(平成10)年に開館した市立の地質系自然博物館です。

中津川市苗木遠山史料館
中世・戦国時代から明治時代初期に至る、苗木領の歴史的な文化遺産を保存・公開する史料館です。苗木遠山家の資料を中心に、苗木領と苗木城に関わる貴重な資料を展示し、関連する資料の調査・研究も行っています。


山口

宿場街で当時の旅を想像する

古い街なみ
 山口は、岐阜県と長野県の県境に接するまちで、中山道の木曽11宿の最南端に位置し、文豪島崎藤村の出身地として知られ馬籠宿を擁しています。
 馬籠宿は山の斜面に開けた宿場で、まるで肩を寄せあうように並ぶ家並みは、たびたびの火災で焼失してはまた同様の家に建て直して来ました。現在では町並みを守るために、馬籠宿の住民憲章が作られ、宿場内の道は石畳となっています。
 宿場のほぼ中央に位置する藤村記念館は、藤村の出生地になる馬籠本陣跡に建てられ、今も江戸時代の建造物としては、本陣隠居所のみが残っています。



道の駅賎母

信州木曽路の南の玄関にあたる駅。木曽馬籠の宿をイメージした施設で木工品や地元の野菜を販売する朝市を開催している。五平餅や渓流魚の料理も好評である。

売れ筋ベスト3

1位 野沢菜
2位 五平餅のたれ
3位 そば



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発行:岐阜県中津川市