ふるさときのこ考
はじめに
茸採り
茸事情今昔
松茸1
松茸2
端松(マツタケモドキ)
しめじ
きしめじ
霜降りしめじ
いぼこごり(センボンシメジ)
いくち1(アミタケ)
いくち2
老茸(クロカワ)
芝持ち1(アブラシメジ)
芝持ち2
権助1(ショウゲンジダケ)
権助2
舞茸1(マイタケ)
舞茸2
柴舞茸(カラスタケ)
赤茸(サクラシメジ)
香茸(革茸)1
香茸(革茸)2
そな1(ホウキタケ)
そな2
栗茸(クリタケ)
青老茸(アオロウジ)
初茸(ハツタケ)
スギヒラタケ
平茸(ヒラタケ)
白舞茸(ニンギョウタケ)
ぬめりいくち(ヌメリイグチ)
ウラベニホテイシメジ
岩茸1
岩茸2
せいたかいくち
ほこり茸(ホコリタケ)
木耳(大水母)(キクラゲ)
椎茸1(シイタケ)
椎茸2
エノキ茸(エノキ)
滑茸(ナメコ)
エリンジ(エリギイ)
マッシュルーム
毒茸
 ツキヨタケ
 一本シメジ
 ベニテングダケ
 ニガクリタケ
 クラウラベニタケ
 コテングタケ
 毒性そな(ホウキタケ)
 カキシメジ
薬効茸
 冬虫夏草(とうちゅうかそう)
 霊芝(マンネンタケ)
むすびの言葉
きのこウォッチングへ
岩茸2

岩茸2  岩茸は岩にへばり付く様に生えてゐて、乾燥すると爪をたてても中々採取出来なく、すぐ壊れてしまうので、霧や雨後など、岩が濡れた時がチャンスである。しかしその時は、足が滑り易く一層危険である。
 調理に心かける時は、岩くずを多く噛んでゐるので入念に洗はなければならない。手を抜くとジャリジャリして食べられない。
 酢の物、流し物などに用いると、色彩的にも面白く、珍味の一つとして料亭料理には欠かせないものである。
“岩竹や 岩湯へ下る 径(みち)くらき”稲垣敏勝
“岩竹を 鉱泉宿の 土間に売る”皆川盤水  
岩茸のおくら菊花みそ和え
岩茸のおくら菊花みそ和え