ふるさときのこ考
はじめに
茸採り
茸事情今昔
松茸1
松茸2
端松(マツタケモドキ)
しめじ
きしめじ
霜降りしめじ
いぼこごり(センボンシメジ)
いくち1(アミタケ)
いくち2
老茸(クロカワ)
芝持ち1(アブラシメジ)
芝持ち2
権助1(ショウゲンジダケ)
権助2
舞茸1(マイタケ)
舞茸2
柴舞茸(カラスタケ)
赤茸(サクラシメジ)
香茸(革茸)1
香茸(革茸)2
そな1(ホウキタケ)
そな2
栗茸(クリタケ)
青老茸(アオロウジ)
初茸(ハツタケ)
スギヒラタケ
平茸(ヒラタケ)
白舞茸(ニンギョウタケ)
ぬめりいくち(ヌメリイグチ)
ウラベニホテイシメジ
岩茸1
岩茸2
せいたかいくち
ほこり茸(ホコリタケ)
木耳(大水母)(キクラゲ)
椎茸1(シイタケ)
椎茸2
エノキ茸(エノキ)
滑茸(ナメコ)
エリンジ(エリギイ)
マッシュルーム
毒茸
 ツキヨタケ
 一本シメジ
 ベニテングダケ
 ニガクリタケ
 クラウラベニタケ
 コテングタケ
 毒性そな(ホウキタケ)
 カキシメジ
薬効茸
 冬虫夏草(とうちゅうかそう)
 霊芝(マンネンタケ)
むすびの言葉
きのこウォッチングへ
冬虫夏草(とうちゅうかそう)

冬虫夏草(とうちゅうかそう)


 昆虫の体を借りて生えるこの茸は、不思議そのもので、宿り木ならぬ 宿り茸である。
 昔からの漢方薬であり、あの中国の有名な運動グループの馬軍団の素晴らしいエネルギーは、実はこの茸の効果だと云われてゐる。
 チベットでも羊達は牧草の中に混ざったこの茸を食べてゐるので、あの厳しい自然の中でも元気に過す事が出来ると云う。最近この冬虫夏草が日本などで評価され、商品として珍重され出したので、チベットの牧童達も羊に混じって地を這いながら収穫してゐるとか聞く。
 又極く最近、この茸から抽出された物質が、臓器移植の際に遺伝子に作用して、免疫抑制効果があると発表された。
 不思議なものには、不思議な力がある。