ふるさときのこ考
はじめに
茸採り
茸事情今昔
松茸1
松茸2
端松(マツタケモドキ)
しめじ
きしめじ
霜降りしめじ
いぼこごり(センボンシメジ)
いくち1(アミタケ)
いくち2
老茸(クロカワ)
芝持ち1(アブラシメジ)
芝持ち2
権助1(ショウゲンジダケ)
権助2
舞茸1(マイタケ)
舞茸2
柴舞茸(カラスタケ)
赤茸(サクラシメジ)
香茸(革茸)1
香茸(革茸)2
そな1(ホウキタケ)
そな2
栗茸(クリタケ)
青老茸(アオロウジ)
初茸(ハツタケ)
スギヒラタケ
平茸(ヒラタケ)
白舞茸(ニンギョウタケ)
ぬめりいくち(ヌメリイグチ)
ウラベニホテイシメジ
岩茸1
岩茸2
せいたかいくち
ほこり茸(ホコリタケ)
木耳(大水母)(キクラゲ)
椎茸1(シイタケ)
椎茸2
エノキ茸(エノキ)
滑茸(ナメコ)
エリンジ(エリギイ)
マッシュルーム
毒茸
 ツキヨタケ
 一本シメジ
 ベニテングダケ
 ニガクリタケ
 クラウラベニタケ
 コテングタケ
 毒性そな(ホウキタケ)
 カキシメジ
薬効茸
 冬虫夏草(とうちゅうかそう)
 霊芝(マンネンタケ)
むすびの言葉
きのこウォッチングへ
椎茸2(シイタケ)

椎茸2(シイタケ)  椎茸は食品であると同時に、有望な薬効も見逃せない。中国では古くから霊薬として重視されて来たが現今の科学の時代に於いてもその効果が証明されてゐる。特に乾燥椎茸は最もビタミンDとB2が多く、蛋白質や糖類も良質で、「グアニル酸」はうま味を、「レンチオニン」は香りを豊富に提供する。その上「エリタデニン」と云う成分が血中の過剰コレステロールを腸内に排泄する働きがあると云れ、いい事ずくめの茸である。味覚と健康の為に、更に多用したいものである。

 “椎茸に 時雨(シグ)れぬ日とて なかりけり”
               松本 たかし
 “椎茸が 生えておるなり 丸木橋”
               滝沢 伊代次

椎茸の挟み揚げ
椎茸の挟み揚げ